===水と食文化===

「水」は食文化にどんな影響があるのでしょうか。

冒頭にもあるとおり、日本のミネラルウォーターは「軟水」です。日本人は軟水に慣れてしまっているので当然「飲みやすい」です。
反対に「硬水(主にヨーロッパ産)」は普段飲む事がなかったため、重々しく感じ、「飲みにくい」と感じます。

軟水の代表的な水 「ボルヴィック」   硬度  60㎎
硬水の代表的な水 「エビアン」     硬度  304㎎ 
超硬水の代表的な水 「コントレックス」 硬度 1,468㎎

日本は「軟水」主流のため、飲み易く食べやすい脂質があまりない料理が発展しました。
逆にヨーロッパは「硬水」主流のため、がっつり飲んでがっつり食べる肉食系の料理が発展しました。

実はこれはバランスがきちんと取れている結果なのです。
肉ばかり食べていると、当然コレステロールや中性脂肪値が高くなります。その結果心筋梗塞や脳梗塞の危険性が高まります。その値を軽減するには、心肺機能を高める「マグネシウム」の摂取や細胞に栄養を与える「カルシウム」をより多く摂取する必要があり、その成分を多く含んでいるのがいわゆる「硬水」なんですね。

日本でも最近は洋食が増えてきており、結果として「軟水」に飲み慣れた日本人の中に「硬水」を好む人が出てきたのはバランスを考えた自然のなりゆきです。

0 件のコメント:

どんな基準でミネラルウォーターを選んでますか?

今、水を販売していない店が無いくらいにどこにでも置いている「ミネラルウォーター」。 代表的な水は「ボルヴィック」や「エビアン」ですが、この二つ何が違うかご存知でしょうか。 「どちらも飲む」というよりも「どちらかを好む」方が多いと思います。というのも「エビアン」は硬水でコクがあり、反対に「ボルヴィック」は軟水で普段飲んできた日本の水によく似ていて、味が違うのです。
「味」は確かに大事な選択基準の一つではありますが、 いつでも水道水から飲めるように身近にありすぎて「水」には治癒能力があると昔から信じられてきた事が感じられなくなってきており、味以外の選択基準が無い方が多いようです。もったいないですね。 しかし、「水」は自身の体調に合う「水」を飲む事で驚くべき健康効果がある事が実証されています。